車種専用ナビで大人気のアルパインBIG Xシリーズ。
オートサウンドグランプリで最高位のゴールドアワードを獲得したりで、音に拘りを持つユーザーにも注目されていますが。
実際どうなのよ?ということでEX11V-AL-Bを試聴しました。
アルファード専用モデルです。画面デカ!!
まず圧倒されるのは画面のデカさと、超高画質。
こんなに画面デカくて意味あるんかい...と突っ込みたくなります。
今回はアルファード専用ナビとノーマルスピーカーの組み合わせ。
アルファード専用の音質調整データが格納されているので、そのデータで聴きます。
試聴はいつも聴くレッチリで。
内蔵アンプの素性は良いです。癖が無く優等生なイメージ。
ノーマルのスピーカーですが、バスドラムやベースの輪郭も出ますし、スネアの押し出し感もあります。
しかし各スピーカーの位相が合っていなので音場は不自然だし、
このナビの売りでもあるダブルゾーンにすると、チューニングデータがリセットされるという意味不明な仕様...
ここまでやるんならダブルゾーンを使った時の専用データも入れればいいのに。
結論をいうと、ノーマルスピーカーの組み合わせならダイヤトーンナビスタンダードの方がいいです。
やっぱりマルチウェイタイムアライメントの恩恵は大きく、各スピーカーの位相が合うことで得られる音場と、情報量には圧倒的に敵いません。
フロントガラス一面で聴ける音楽は、大画面のナビとは違う価値観をもっています。
っていうか車種専用データの音をもっと良くしてくださいって感じです。
音のみ焦点を合わせたレビューですので、アルパインの大画面、高画質、車種専用システム、カーアロマ(笑)が欲しい人は、アルパインを選択肢に入れればいいのではないでしょうか。