2016年6月3日金曜日

究極のハイレゾはアナログ

部屋を掃除していると、押入れの中から懐かしいものを発見。

Technics SL-1200MK5















高校の時やっていたバンドにDJというスクラッチ音を担当するパートがいまして、その影響で購入したターンテーブルです。

いちようDJするために(結局しませんでしたけど)もう一台とミキサーがありましたが、リスニング用でしか使用しませんでしたので、この一台以外は売却しました。

カートリッヂはSHURE SC35C
タフで音域バランスはフラット、オーディオ屋が少ない富山でも、替え針を比較的入手しやすいため使用してました。

発見し聴こうと思いましたが、針が見事に潰れていました...
新しい家の書斎が完成したらじっくり視聴したいと思います。

世間ではLPブーム?なようで、最近ではTechnicsの限定モデルも、30分で完売。
SONYハイレゾリッピングできるLPプレイヤーも人気みたいですね。

SONY PS-HX500















LPはアナログの音声記録媒体です。
アナログはノイズは多いですが、デジタルのデータと違い時間軸で音声を切り分けません。
ナチュラルでかつダイナミックレンジに富んだ音を再生してくれます。

前にパイオニアの松本記念館を見学させてもらった時、
蓄音機の最高峰といわれるクレデンザを視聴させてもらいました。

ビクタービクトラーラ クレデンザ



















音源からスピーカーまで、電気増幅をまったくしていません、究極のアナログです。
再生される音は、非常にリアルで艶やか、ノイズはもちろん多いのですが、それすら味と感じさせる音に感動した記憶があります。

更に、LPを所有する喜びというのも捨てがたいですね。
ハイレゾを主としたダウンロードコンテンツにはパッケージが存在しませんから、所有している喜びというのは得られません。
対してLPは、あの圧倒的な存在感から芸術性すら感じ取れます。

敷居が高いと思いがちなLPの再生環境ですが、安いLPプレイヤーは一万以下で買えるものもありますし、音源の種類も豊富とは言えませんが、通販やレコードショップを中心に購入できます。
是非音楽の新しい楽しみ方に挑戦してみてください。



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