2016年6月10日金曜日

MOGAMI 2534でRCAケーブル作成

会社の同僚の依頼でRCAケーブルを作成しました。
自作ケーブルのメリットは余分な長さを出さない事にあり、
特にカーオーディオにおいては、余分な長さを出すと車両の配線と束ねたり、輪を作ってしまいますので、ノイズ対策には効果的です。

MOGAMI 2534と国産の安いRCAプラグを使用しました。















ケーブルはモガミのRCA自作の定番とも言える2534です。
ナチュラルな音質で癖なく使えます。柔軟性もよく取り回しの自由も効きます。

ギターのケーブルや、エフェクターの内部配線でモガミの2524を好んで使っていまして、
その名残でRCAケーブルの作成依頼が来た時は、特別な指定がない限り2534を使用します。
モガミのケーブルは個人的に信頼が厚いメーカーです。

RCAケーブルは自宅近くの無線パーツ屋で購入した国産の激安プラグを使用しました。
このプラグが曲者で、ケーブルの差込部分が2534の径とほぼ同じなのと、プラグ自体が小型なため4芯とシールドの処理がなんのせ大変でした。
スリーブは無理やり付けてますww

はんだはWBTというメーカーのはんだを使用してます。
純銀4%のクリアな音質で、溶融温度が低く扱いやすいため重宝してます。

RCAケーブルの結線方法ですが、4芯を2つに撚ってホットとコールドに接続し、シールドはケーブルの入り口のみ結線し、出口はフリーです。
音楽信号はシールドを通さず、シールドはシールドとして活用するためにこの結線方法を使用しています。
なのでケーブルには方向性を示す矢印を記入しています。

既製品のRCAケーブルは2m、3m、5mが主流で、絶妙な長さが必要な時はついつい束ねてしまします。
束ねる事は磁場を生みノイズの発生原因にもなります。
必要なケーブルを必要な長さで用意する事で、音質的にも経済的にも有利になりますね。


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