KENWOODの新商品スピーカーKFC-XS1703を視聴する機会がありました。
視聴車両はオデッセイ、ツイーターはAピラーにカスタムインストールされており、ヘッドユニットは同社MDV-Z702が装着されていました。
KFC-XS1703
今作から日本オーディオ協会のハイレゾ基準に適応し、従来の独自のハイレゾマークから、共通のハイレゾマークが付いてます。
再生周波数の上限がスペック上、96kHzから48kHzに落ちていますが、日本オーディオ協会の定義に基づく表記に変更になっているようです。(要するに96kHzまで再生するけど、聴覚範囲外という判定みたいです)
見た目は前作から変わっていないように見えますが、音質の向上を著しいものになっていました。
前モデルは正直パッとしないスピーカーで、特に低域、広域の伸びが良いわけでもなく、解像度が高いわけでも無く、音が好みならいいんじゃない?という感じのオススメポイントの少ないスピーカーでしたが、
新作に関しては、同価格帯のスピーカーから見ても広域の伸びが抜群に良く、解像度も高い、音場の再生能力も割と高く感じました。
ヘッドユニットがヘッドユニットなので、ツイーター、ウーハー間の位相の乱れがあり、音場が不自然な時もありますが、シンプルな構成の曲を聴く分には必要十分な範囲でした。
Z702はDACが非常に良いので、外部DSPを使用してマルチアンプにすると更に化けそうです。
ネットワークはコンデンサー1個のハイパスフィルターなのですが、数値誤差が5%のものを使用していました。
量販モデルは大抵誤差10%のコンデンサーを使用しているモデルが多いのですが、そこにKENWOODの拘りが感じられますね。
バイアンプにしても面白いかもしれません。
今回は持っていた音源が即席だったので、ハイレゾなどのインプレッションはできませんでした。
8月にも視聴する機会があるので改めてレポートします。
ちなみに私がデモカーに乗り込んだ時、オーディオ設定でリスニングポジションが助手席になっていましたw(左ハンドルの輸入車かw)
もちろん変更しておきましたので、明日以降はデモカーを存分にご視聴くださいw
■試聴曲
Marcus Miller Feat, Roy Hargrove & Raul Midon
A Night In Monte-Carlo
Track3:State Of Mind
Hilary Kole
Haunted Heart
Track8:The Snake
偶然にも2枚ともVicterレーベルww
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